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持続的な生産が求められる発電用及び燃料としてのバイオマス

2010年7月1日より、バイオ燃料や発電に利用される植物油に対し、原料の持続的な生産が証明されなくてはならない。

電力部門や燃料部門におけるバイオマス利用に対し、法律で定められた支援施策をフルに活用するためには、2010年から植物油及びバイオ燃料が化石燃料に比べ、少なくとも35%の温室効果ガス削減に寄与すること、及びそのために必要なバイオマスが、熱帯雨林や湿地帯等の自然保護的価値の高い地域で栽培されていないという条件を満たさなくてはならない。

2つの法律、すなわち、①バイオマス電力持続性証明令 (BioSt-NachV) 及び②バイオ燃料持続性証明令(Biokraft-NachV) により、EUの再生可能エネルギー指令(2009/28/EG, 2009年4月23日)の持続性に対する要求事項が国内法として整備された。再生可能エネルギー法に基づき、2010年7月1日から植物油によって生産される電力の固定価格買取(FIT)、並びにバイオ燃料(バイオディーゼル、バイオエタノール、バイオメタン)のバイオ燃料割当への算入、若しくは、持続性に対する特定要求事項を満たしたバイオ燃料への軽減税額の請求が可能となる。

証明は連邦農業食料局 (BLE)により当該業務に対して認定された認証機関によって行われる。認証機関や生産及び物流に沿った関連機関に対する要求事項は、バイオマス電力の持続可能な生産法令に関する行政規則に記されている (BioSt-NachVwV)。

植物油施設の運用者は、再生可能エネルギー法(REL)に基づくFITの請求権を得るため、2010年6月30日までに、自社コ−ジェネ装置を連邦農業食料局に登録しなければならない。登録は簡単で、所定の書式にRELで要求されているデータを記入すれば完了する。この書式はBLEのウェブサイトで入手可能である。最初の認証制度は、2010年1月BLEにて暫定的に認定された。

認証機関は、認証制度の規定に基づき生産企業の検査を行い、当該企業に対して証明書を発行する。さらに、環境監査人は、2011年までに、利用されるバイオマスの持続可能な生産に対して証明書を発行できる。連邦農業食料局の持続可能なバイオマス生産に関するガイドライン(Leitfaden Nachhaltige Biomasseherstellung) には、関連企業に適用される持続可能な生産認証に関わる全ての重要な規則が詳細に載っている。

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                図1 認証手続きの流れ(UFOPの資料より)

① BioSt-NachV: 発電用液状バイオマスの持続的な生産に対する要求事項に関わる法令
② Biokraft-NachV: バイオ燃料の持続的な生産に対する要求事項に関わる法令

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      図2 認証手続きの流れ (持続可能なバイオマス生産に関するガイドラインより抜粋)

出典:連邦環境自然保護原子力安全省サイト(Stand: 22.02.2010)
UFOP:Förderung von Oel- und Proteinpflanzen e. V
(油脂およびタンパク質作物促進連合会)

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最終変更日時 2010年4月30日6:03 PM