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CO2 貯留テクノロジーを利用した世界初のパイロットプラント

本年9月9日、ブランデンブルグ州にてマティアス・プラゼック州首相、スウェーデン教育研究省ラルス・ レイヨンボルク大臣出席の中、コトブス市の近くに位置するシュヴァルツェ・プンペ(Schwarze Pumpe)にて世界初のCO2分離回収装置付き石炭火力発電所のパイロットプラントが稼働した。

同施設では、発電プロセスで発生するCO2は大気に放出されず、ほぼ完全に分離、液化され、地中に長期にわたって安全に貯留するための処理が行われる。世界中のエネルギーミックスにおいて、石炭はこれからも重要な役割を果たすだろうといわれており、このCCS技術(Carbon Capture and Storage)の開発は、CO2排出量削減に大きく貢献するであろう。

エネルギーコンツェルンのバッテンフォール社(Vattenfall)は、この7,000万ユーロのプロジェクトにより、技術開発において世界のトップに踊り出た。同社は、2015年までに発電容量500MWまでの実証発電施設2基を建設する予定であり、2020年以降は技術的にも成熟して競争力を有す設備になるそうである

CO2-freies Kraftwerk

図1 火力発電所鳥瞰図

Layout

図2 レイアウト

Vattenfall Europe社の鉱山発電事業部(Mining&Generation)は、コトブス市に所在するブランデンブルグ州工科大学(BTU)と共に、数年間にわたって高効率及びCO2排出の少ない新しいエネルギー変換技術を研究してきた。この共同研究開発の枠内において、“酸素燃焼(Oxyfuel)”プロセスの利用、及び湿った褐炭を燃料として投入する前に高圧乾燥させることにより、イノベーティブな発電コンセプトが確立された。

Oxyfuel_Process

図3 酸素燃焼プロセス

【参照】 Vattenfall社資料, EWF Newsletter 3/2007

最終変更日時 2008年9月16日2:00 AM